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しがないオタクの感想置き場

「君住む街へ」おでかけ編

 

伊東歌詞太郎さんのワンマンLIVEツアー2019 

「君住む街へ」

福島、宮城、福岡、静岡、長野、群馬、北海道の

7公演に参加して来ました!

 

 

 

 

 

改めてこう並べて書いてみると、西へ東へ北へ南へ、

いろんなとこに行ったなぁ~!

ツアー初日はまだ8月だったなんて、ビックリだ。

 

一週おきに全国各地へと飛び回る日々が終わってしまうことに若干の寂しさを感じつつ(お財布的にはだいぶヤバイけど)

参加したときの感想殴り書きメモの供養をしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

2019年8月31日(土)

<福島>郡山HIPSHOT JAPAN

 

どんなライブになるんだろうって、ワクワクしつつもちょっぴり緊張していた記憶がある。

 

イントロ流れて手拍子が始まってバンドメンバーが入ってきて。

そして最後に歌詞太郎さんが出てきたときのあの一気に体温が2度くらい上がるような高揚感は何度ライブに参加しても変わらないなと思った。

 

メンバーが全員登場すると演奏が一旦止まり、改めて彼の「声」から始まるのが本当に最高。

 

ライトがミラーボールに当たって会場全体が星の海みたいになっていた。

 

 

2曲目のIt's all right!は早速、手拍子&コーレスで参加できる曲。

セトリ最高~~~!!

 

「ここはどこだ!」のとこで地名を叫ぶのはライブ恒例。

 

「恋ってやつも同じようなもんだ。みんな好きだろう」のとこでガッツリ中指立て太郎さんでした()

初っ端から飛ばしてるな…好き……

 

 

印象的だったのは「記憶の水槽」

当時は、動画が上がってからまだ1,2回しか見てなくて「綺麗な曲だなぁ」くらいにしか思ってなかった。

だからライブで儚く切なく苦しげに歌う彼の姿が衝撃的で目が離せなくなった。

 

帰ってからめちゃくちゃ延リピしたな…。

 

右頬に添えるように手を当て、

左手はマイクスタンドにそっと沿わせ、

そして何よりあの表情。

 

いや、あの表情なんなん…?

 

どこで、どこでそんな顔を覚えて………

 

 

あとはなんといっても新曲「真夏のダイヤモンド」

この日発売されたばかりのCDに収録されている+コーレスが必要な曲をセトリに組み込む伊東歌詞太郎、控えめに言っても最高なんだよな。

 

「バイブス出すんで感じたら1・2・3・4!って叫んで!」という、とんでもない無茶振りするやんと思ったけれど、分かりやすい曲調だったことと会場全体のノリと掴みが良くていきなり大成功したの、めちゃくちゃアツかったな…!

 

 

 

☆MC

 

「素晴らしいライブにする

今日のおかげで明日はもっといいライブになる」

 

これは彼に出会った頃からずっと思っていることなのだけれど、こういう風に言い切るところ、好きだなと思う。

 

別に大袈裟でも見栄を張ってる訳でもなくて、

そうなることが必然だと信じているから迷いなく言葉を紡げるのだろうし、

”必然”にできるだけのことを、きちんとやってきているんだろうな。

 

そこに溢れる、音楽に対する圧倒的な自信。最高。

 

私自身は基本的に自信のない人間だから、彼のそこがすごく眩しいし憧れる。カッコイイなぁと思う。

 

 

 

 

 

2019年9月1日(日)

<宮城> Rensa

 

☆Tonight

やっぱりライブで聴くこの曲は圧倒されるな、と思った。

彼の声が目一杯響き渡る空間て、なんか良いな。

 

赤く浮き出す首筋の血管に一瞬ドキリともしたけれど、歌いきった彼の顔がとても清々しくて嬉しくなった。

 

 

 

よだかの星

背中側から当たるピンスポ。

そこから段々とオレンジの照明がついていき、音と共に一気に全体の照明がつく。

 

あの演出、とても良かったな…

 

 

凄かった。

自分でもよく分からないけれどすごく泣けた。

 

よだか が歌詞太郎さんと重なってしまって。

 

私は初めてこのお話を読んだとき、悔しさと寂しさを感じた。

よだか は何も悪くないのに、鷹の理不尽な言葉に傷付けられたよだか がどうして星になる道を選ばなければいけないのだろう、って。

 

このお話が伝えたいこととはズレた感想だと承知の上だけれど、そう思ってしまった。

 

よだか が星になったことで兄弟は悲しんだと思う。

でも鷹はきっと嗤ってる。それどころか、もうよだか のことなんて忘れているかもしれない。

 

よだか が自らの意思で星になることを選んだのは分かっていても、もっと他の道はなかったのかなと思わずにはいられなかった。

 

私がそんな風に思っていたから、以前「よだか に共感できる」という彼の言葉を聞いたとき、すごく不安になったのを覚えている。

いつか1人で、よだか みたいに消えてしまうんじゃないかって。

 

 

 

☆TRAIN&TRAIN

この曲は…………………………自分で思っていた以上にダメだったみたいだ。

 

イントロだけで涙が溢れてきた。

パブロフの犬的な、たぶん、そんなアレだ。

 

ツアーの時はもう環境も変わってからある程度 日が経っていて、自分の中では過去のことになったと思っていたのに。

 

歌ってすごいね。

あの時こと、一瞬でぶわあぁっと思い出した。

 

どれだけこの曲に救われただろう。

 

彼は優しい顔で、大丈夫だよって言うように、すごく穏やかな表情で歌っていた。

その顔を見て、また涙が止まらなくなった。

 

自分は、本当に自分自身の感情に疎くて。

 

基本が能天気だから、いつも「まぁ大丈夫」って思ってる。

だから他人から「ツライでしょ、無理しないで」そう言われて初めて

「自分が無理をしている」ことに気づく。それくらい、鈍い。

 

仕事からの帰り道、この歌を聴いて毎日泣いていた時期があった。

辛いとか悲しいという自覚はないのに、この歌を聴くと何故か涙が出た。

その状況が異常であることは流石に分かったから、「自分は結構疲れているのだなぁ」という、ぼんやりとした自覚があった。

 

もし、その自覚すらもなかったら、私はたぶん壊れていたんだろうな。

 

 

 

☆Heeler

ライブでは初聴き?

いやそんなことないか?どっかで聴いた気もするな…(どっちだ)

 

「あなたが笑うなら僕は悪でいい」

そういうの、好きなやつ……

 

舞台の曲だからCDにはならないのかな…?

配信限定でもいいので…ください………何卒………

 

 

 

☆ピエロ

アンコール1発目のこの曲で、丸々一曲、片足立ちで歌うチャレンジを試みる歌詞太郎さん。

 

集中できるのかな…と思ったけれど流石のバランス感覚で見事成功!

 

このとき、私なんもしてないのに妙に達成感があった笑

 

 

 

☆MC

 

「昔に書いた曲は時間が経つと同じ気持ちで歌えないんじゃないかと思うかもしれないけれど、今も変わらず歌える。

たぶん僕は変わらない気持ちしか歌詞にできないんじゃないかな」

 

 

 

 

 

2019年9月16日(月祝)

<福岡> DRUM LOGOS

 

最初の4曲。

 

やばい、今日今までと全然違う、と思っていたら

歌い終わるやいなやバンドメンバーに「やばいね!」とオフマイクで言っているのが聞こえ、

「えっ」と思っていたら明けのMCで開口一番、

 

「やばいね!!もう見えた。今日は見えるのが早かった…!」

と歌詞太郎さん自身が興奮気味に言っていて、それな…!!?となった。

 

 

 

☆Tonight

サビを歌いながら客席とメンバーを見渡し、マイクにキス。

さらに上を向いて投げキッス。

愛してる、とかも叫んでた気がする。

 

あの、あの歌詞太郎さんが。アイシテル。

 

ビックリし過ぎて記憶アヤシイけど、この日はめちゃくちゃ「降りてきてた」んだろうなぁ…

 

 

この日は今回のツアーの中で1番整番が良かったこともあってかなり前の方だったんだけれど、

間奏中もずーっと下向いて笑ってるのが見えてニコニコしてしまった。

 

 

この日は福岡に住むフォロワーさんをお誘いして一緒に参加。

まさに「君住む街へ」だな~とか思っていた。笑

 

福岡はずっと、いつか訪れてみたいなと思っていた街だから来れて良かった!

ライブ前後にしっかり観光もできて大満足。ありがたや。

 

 

 

 

☆MC

「同じチケット代で、最前と最後列じゃ見え方は違う。

でも高いレベルの芸術を見せれば最前も最後列も変わらず楽しませられるんじゃないか」

 

その心意気がロックだなぁと思った。

 

後ろは後ろで、盛り上がってる会場の雰囲気が見えるから良さはちゃんとあると思う。

最前の景色って、私は体験したことないんだけど一体どんな感じなんだろう。

 

個人的には、会場真ん中あたりにある段差の一列目が一番好きだな。笑

 

 

 

 

 

2019年9月29日(日)

<静岡> LIVE ROXY SHIZUOKA

 

☆真夏のダイヤモンド

いつのまにかノーヒントになってた。

バイブス出すんで~とかのヒントもなく、でもちゃんと盛り上がってて、

こういうツアーならではの変化いいなぁと思った。

 

 

☆MC

 

「”芸術は爆発だ”という言葉があるけれど、僕はこれだけだと不十分だと思う。

“芸術は爆発、のちに再生だ”

 

積み上げたものを壊して、もっかい作っていかなきゃならない。

音楽は、過去とおんなじようにやったって意味がない」

 

そう思っているから、彼の音楽は”進化”していくのだな、と思った。

 

 

あと、

「この日はラグビーの試合があった影響で人生で一番ハイタッチした日だった」

という話もしていた。

 

 

 

 

 

2019年10月5日(土)

<長野> NAGANO CLUB JUNK BOX

 

☆MC

 

「音楽の女神だか王様だか神だか分からないが、芸術の本質と今は目が合っている気がする。

そんな時にライブをやれること、歌を聴いてもらえることが嬉しい」

 

”芸術の本質と目が合う”という表現の仕方がとても印象的だった。

それって、一体どんな感覚なんだろう。

 

女神だか王様だか神様だかに例えよそ見をされたって、彼ならば全力でこちらを向かせることができるのだろうな、と思った。

 

  

「手紙に『この手紙は読まれないと思いますが』とか『読んでも読まなくてもいいです』みたいなことが書かれてる。

お客として参加するライブでは何万分の1とかで、自分ひとりが声出したり手を上げたりしなくたってこのライブは成立するんじゃないかって思ってしまうけれど、

ステージに立つと、その一人一人の手拍子だったり声だったり笑顔だったりがすごく嬉しい。

 

でも強要はしたくない。突っ立ってたっていい。

来てくれさえすれば、それがすごく嬉しい」

 

私が手拍子したり声出したりするのって ぶっちゃけ自分が楽しいからで、

「ライブ盛り上げなきゃ」とか「自分一人いなくたって」みたいな小難しい気持ちを抱いたことがないのだけれど、

その自分の行動を「嬉しい」と言ってもらえるのはやっぱり嬉しいな、と思う。

 

 

「歌を歌うことが好き。ライブも好き。

じゃあその二つは何が違うのかって、ライブは来てくれたお客さんがいることで、ほんと奇跡みたいな瞬間が訪れるときがあるんだ。

その二度と同じことはないその瞬間が好きなんだなって」

 

  

アンコールでは、いつもの2曲に加えて「君が代」を歌ってくれた。

 

いつもリハとか声出しのために歌ってるらしくて、

「意外と難しいんですよ?」と、どこがどうツラくなるかの解説が始まる。笑

 

いろんな人を思い出させる歌い方で歌ってくれていたけれど、

どんなに高くても声、出るのすごい。

 

君が代」歌詞太郎さんに歌って欲しいなぁ。

 

 

 

 

 

2019年10月14日(月祝)

<群馬> 高崎clubFLEEZ

 

☆1 night

ステージ前方にあった箱(?)に乗って客席を煽る姿が最高にロックだった。

背高いし腕長いから天井に拳ついてた…

 

 

 

☆Tonight

「”今夜”が1番、最高だから!!!」

 

そう、叫んでいた。

全身を震わせて魂で歌を歌っていた。

 

 

 

☆I Can Stop Fall in Love

途中、柴田さんのギター演奏みてめちゃくちゃ笑顔に、もうすんごい笑顔になっているときがあった。

かわいい……………………………

 

 

 

☆ピエロ

アカペラのときにピンスポで、サビに入って一気に明るくなる演出すごくよかった。

 

 

 

☆MC

 

「”最新のライブが最高のライブ”って、言うのはすごく勇気のいることだと思う。

でも今、自由自在に歌が歌えるようになって怖いものはないから、できると思ってる。

 

今日とおんなじものは二度とできないから。

 

2000%の力でライブをやるためには70%のライブは捨てなきゃいけない」

 

 

この日のフェイク、凄かった。

めちゃくちゃ進化してるなと思った。

 

 

「汗かかない。新陳代謝が悪いんでしょうね」

 

って言ってたけど、首筋すごい汗かいてた。

額からも汗が流れてた。

それくらい、一生懸命だった。

 

 

「少しでも手ェ抜いてるって思ったら殺してもいい。

実際に殺してもいいし、心の中で殺してもいい」

 

衝撃的な言葉だった。

 

でもそれくらい、彼が本気で音楽をやってるってことが伝わった。

それまでも十分伝わっていたけれど、例えではなく本当に彼は”命をかけて”音楽をやっているんだな。

 

凄い。凄いよ………………………

 

 

「1人でも音楽はできるけど、聴いてくれる人がいるともっと素晴らしいものになるってよく知ってるから、これからも一緒に作っていってほしい」

  

「ツアーには始まりと終わりがあるけど、ツアーが終わったあともまたすぐライブをするから。

僕はずっとずっと音楽をやっていくから」

 

そうやって何度も言葉にしてくれるのが嬉しいよなぁ。

 

 

アンコール最後の「僕だけのロックスター」が始まる前の言葉が好き。

 

「声を出してくれてありがとう。

手拍子をありがとう。

笑顔をありがとう。

来てくれてありがとう」

 

 

 

 

この日は会社の同期を誘って参加した。

わざわざ群馬まで一緒に来てくれて本当にありがとう…

 

CDで聴いた曲調からはライブハウスが想像できない、と言っていた彼女だけれど、

終わったあとは「いい意味でCDと全然違うね、ライブすごいロックだね!」と楽しんでくれたようでホッとした。

 

 

 

 

 

2019年10月20日(日)

<北海道> 札幌PENNY LANE24

 

☆TRAIN & TRAIN

「作ってから気づいたけど東京以外の人はそんな電車乗らないんだよね。

でも曲に込めた気持ちは変わんない。

その人が抱えてる辛さをわかってあげることって難しいなって思う」

 

曲が終わったあと、そんな話をしていた。

 

 

 

☆MC

 

the pillowsさわおさんが

「音楽業界は信じてない、でもお前らは信じたいよ」

と言っていた。

 

でも音楽業界も”人”の集まりだから、信じられる人がきっといるはずだと思う。

僕は”音楽業界を信じたいし、聴いてくれる人も信じたい”」

 

いろんな”人”を見てきただろうに、それでも”人を信じたい”と言ってくれるんだな………

 

信じてくれる彼を裏切るようなことは、これからも絶対したくないな。

 

 

 

北海道の思い出で、

Suageのスープカレー→味噌ラーメン→牡蠣8コ

を1日で食べたという話をしていたのだけれど、いやいや………

 

歌詞太郎さんの胃袋は宇宙なの??すごすぎない???

 

確かに、北海道は美味しいものいっぱいあるもんな。

 

たくさん食べる推しが好きだ………………………

 

 

 

この日は小・中学校からの付き合いがある地元の友人3人を誘って参加した。

旅行も兼ねてとはいえ、はるばる北海道まで………本当にありがとう。

 

今はもう住んでるところもそれぞれで仕事の休みもなかなか合わないから、

こうして4人揃って遊べるのは本当に久しぶりで楽しかったなぁ。

 

 

 

 

今回のツアーはいつもの友人と参加したり、初めての友人を誘って参加したり、一人で参加したりと様々だったけれど、

こうしていろんな人といろんな場所に行けるきっかけにもなって本当に楽しかったな。

 

 

今回のツアーですっかり遠征にも慣れたので笑、

また次のツアーが楽しみだな!

 

 

 

⭐︎SET LIST⭐︎

 

1.パラボラ~ガリレオの夢~

2.It's all right!

3.つながって

4,1 night

(MC)

5.記憶の水槽

6.からくりピエロ

7.阿吽のビーツ

8.Tonight

(MC)

9.雨ニモ負ケズ

10.小さなころから

11.HEAVEN

12.よだかの星

…Heeler、TRAIN & TRAIN

(MC)

13.真夏のダイヤモンド

14.ムーンウォーカー

15.I Can Stop Fall in Love

16.magic music

17.帰ろうよ、マイホームタウン

(アンコール)

18.ピエロ

19.僕だけのロックスター